このページではデリケートゾーンの恥垢・におい・かゆみを予防するための正しい洗い方を図でわかりやすくご紹介しています♪
一体どこを洗えばいいのか?どうやって洗うのが正しいのか?一つ一つ手順を追って図を見ながら、わかりやすくご紹介していくのでご参考にしてくださいね!
間違った洗い方を続けているとデリケートゾーンの臭いが悪化したり、かゆみが増加してしまいます。さらに、黒ずみやニキビがひどくなり汚らしくなってしまうこともあります。
今まで何となく自己流で洗っていた方はしっかりとチェックして正しい洗い方を心がけてください!
目次
デリケートゾーンってどこを洗うの?
デリケートゾーンでしっかりと意識して洗う場所は「VIOライン」となります。
女性のデリケートゾーンはとても複雑な形をしているので、丁寧に優しく洗わないと「におい」が発生してしまったり「かゆみ」が出てしまったりとトラブルが多くなってしまうんです。
VIOラインと一言で言ってもわかりづらいので図を見てわかりやすく理解してみましょう!
上の図のようにVIO部分を優しくしっかりと洗うことが重要です。特に、デリケートゾーンの中でもっとも臭いやかゆみが悪化しやすいのが「Iゾーン」の部分です。
Iゾーンはビラビラしていて複雑な形をしていますし、下着が密着している部分なのでとても蒸れやすく臭いやかゆみが悪化しやすいんです…。
注意点!デリケートゾーンの中(膣内)は洗わない
デリケートゾーンの洗い方手順を見る前に、一つ注意点があります。
デリケートゾーンを洗う際の注意点は、膣内(穴の中)は絶対に洗わないということです。多くの女性が勘違いして穴の中まで指を入れたりして洗っている方が多くいるのですが、これは絶対にNGです。
デリケートゾーンの穴の中(膣内)も洗ってしまうと、臭いが悪化したり「おりもの」の量が増えてしまったりと数多くのトラブルを引き起こす可能性があるので絶対に洗わないでください。
膣内(穴の中)は自浄作用されている
膣内はなんで洗わなくていいの?穴の中から臭いがするんだけど?と疑問に思う方も多いのですが、女性の膣内は常に清潔に保たれるように弱酸性に保たれています。
さらに体に良い働きをする菌「デーデルライン桿菌(かんきん)」という菌が膣内には存在しています。この菌は膣内を洗浄する役割もしているので、穴の中をわざわざ自分で洗わなくても常に清潔な状態に保たれているんです!!
それにもかかわらず、そこに指を入れてお湯や石鹸で洗ってしまうと「デーデルライン桿菌」が洗い流されてしまい膣内が洗浄されなくなってしまったり、膣内の良い菌が洗い流されてしまい雑菌が繁殖してニオイが悪化してしまうこともあります。
膣内は基本的に洗う必要はないということをしっかりと頭に入れておいてください。
デリケートゾーンの「におい」を予防する洗い方手順
- ぬるま湯で洗い流す
- 石鹸で丁寧に洗っていく
- 洗う順番はV→I→O
- 石鹸をしっかりと洗い流す
この4ステップですが、もっと具体的な洗い方についてもご紹介するので目を通して見てください。
1.お湯35〜37°C程度で流す
まずはじめにデリケートゾーンを人肌程度のぬるま湯(35°C〜37°C)で洗い流していきます。ぬるま湯で流すということがとても重要で、熱湯や暑すぎるお湯では流さないようにしてください。
熱湯や暑すぎるお湯で流すと、皮膚に必要な皮脂までも洗い流されてしまって「乾燥」を招いてしまったりデリケートゾーンの皮膚にダメージを与えて黒ずみの原因になってしまうこともあります。
ぬるま湯で優しく洗い流すことで、ある程度の雑菌や汚れを洗い流すことができるので丁寧に優しく指でビラビラの部分などを流しましょう。
2.デリケートゾーン専用石鹸で優しく洗う
ぬるま湯で流したら、次に石鹸をネットや手でしっかりと泡立てます。
デリケートゾーンに直接石鹸をつけてたり、陰毛(マン毛)の部分で石鹸を泡立ててしまう方が多くいますが、石鹸の成分がダイレクトにデリケートゾーンについてしまうため刺激が強すぎます。ぬるま湯と石鹸を混ぜて優しく泡立ててからデリケートゾーンを洗うようにしてください!
また、臭いやかゆみ、黒ずみをしっかりと洗い流すにはデリケートゾーン専用の石鹸を使うことも非常に効果的です。
デリケートゾーン専用石鹸には消臭できる有効成分や保湿成分がしっかりと配合されていて、デリケートゾーンの肌に刺激を与えないように低刺激でお肌に優しい作りになっています。
私が実際に使って満足できた石鹸をランキング形式でご紹介しているので、石鹸を変えて手軽にニオイやかゆみを予防しよう!って方はぜひ参考にしてください♪
デリケートゾーンを洗う順番はVライン→Iライン→Oラインの順番です。Oライン(お尻の穴)周りから先に洗ってしまうと、排便による菌などが膣内に入ってしまう可能性があるので、毛の生えているVライン・股部分のビラビラ(Iライン)・お尻の穴(Oライン)の順番で洗いましょう。
3.指の腹を使ってシワ(ビラビラ)の隙間まで洗う
デリケートゾーンに石鹸をつけたら、次に優しく丁寧に汚れを落としていきます。
デリケートゾーンはIラインの部分がビラビラしていて複雑な形をしていて皮膚と皮膚が重なり合っていたり、細かいシワがたくさんあるのでそこに汚れや雑菌がたまりやすくなっています。
人差し指と中指の腹を使って優しく丁寧にこするように洗っていきましょう。特にIゾーンのビラビラ部分に白いカス(恥垢)が溜まりやすいので重点的に丁寧に洗いましょう。
4.ぬるま湯35〜37°C程度でしっかり洗い流す
最後に、デリケートゾーンについている石鹸や汚れをぬるま湯で丁寧に洗い流していきます。
この時に石鹸の洗い残しなどがあると、その石鹸の残りカスから雑菌が繁殖して臭いやかゆみが悪化してしまいます。しっかりとぬるま湯で石鹸の流し残しがないか目で確認しながら洗い流していきましょう。
また、シャワーを直接デリケートゾーンに当てるのはNGです。刺激が強すぎるので黒ずみの原因になる可能性もあります。もしシャワーで流す場合は、シャワーの威力を一番弱くした状態でチョロチョロ流してください。
恥垢(ちこう)は臭いやかゆみの原因に!
恥垢(ちこう)と言われても、いまいち「ピン」とこないかもしれませんが恥垢とはデリケートゾーンのIライン部分のビラビラ付近に付着している白っぽい黄色っぽいカスです。
これは古くなった角質や尿、汗などが固まったものでデリケートゾーンの汚れとなります。
恥垢をしっかりと洗い流さないととても強烈な悪臭を発生させてしまいます。具体的にどんなにおいかというと、イカのようなにおいや強烈に酸っぱいにおい、雑巾のようなにおいです。
恥垢は何で洗う?
恥垢は指で軽くこするだけで洗い取ることが可能です。
垢こすりを使ったり、スポンジを使ってこすって洗わなくても人差し指と中指の腹部分でIライン付近のビラビラをしっかりと丁寧に洗えば簡単に落とすことができます。
自分の目でデリケートゾーンをしっかり見ながら恥垢の洗い残しがないように洗うことで、においやかゆみをしっかりと予防することが可能になります。
垢こすりやスポンジなどでデリケートゾーンを洗ってしまうと乾燥や黒ずみなどの原因となるので絶対にやめましょう!!
まとめ
- デリケートゾーンは目で見て指で優しく洗う
- ビラビラ(Iライン)は恥垢が溜まりやす
- 「におい」「かゆみ」が気になる人は専用石鹸を使おう
※膣内から明らかに異常な刺激臭がしたり、異常なかゆみやおりものがあるようなら炎症を起こしてしまっているか性病になってしまっている可能性があるので一度「婦人科」で診察してもらいましょう。
