「え!?なにこれ・・黒くて汚い。」
デリケートゾーンの黒ずみを病院でしっかりと治療したい!!と思ったのはいいものの、一体どこの病院へ行ったらいいのか?どこの病院に行くとどんな治療や薬を処方してもらえるのか?といった基本的なことがわからず、悩んでしまう方が多くいます。
このページでは、どの病院に行くとどんな治療をしてもらえるのか?を具体的に紹介しながら、デリケートゾーンの黒ずみを一番手軽に簡単にケアできる方法をご紹介しています。
目次
デリケートゾーンの治療は基本的に2つの病院で対応
デリケートゾーンの黒ずみ処置できる病院は大きく分けると2つあります。
- 美容皮膚科
- 美容外科

美容皮膚科と美容外科は似たような呼び名ですが、そこで行う治療方法は全くの別物です。それぞれの病院の治療方法を具体的に見てみましょう。まずは美容皮膚科からご紹介していきます。
デリケートゾーンの黒ずみ(色素沈着)を美容皮膚科で治療する
美容皮膚科でデリケートゾーンの黒ずみ治療を受ける場合には、大まかに3種類の方法があります。
- レーザーホワイトニング治療
- ケミカルピーリング
- ハイドロキノン/レチノイン酸
それぞれ具体的にどのような治療方法なのかを見ていきましょう。
レーザーホワイトニング治療
レーザーホワイトニング治療はデリケートゾーンにレーザー(光)を照射することによりデリケートゾーンの黒ずみの原因であるメラニン色素を破壊していく治療方法です。
- 数回通うことで確実に黒ずみケアを実感できる
- 比較的即効性が高い
- 治療費用が少し高い
デリケートゾーンの黒ずみがとてもひどく、ほぼ紫の濃いような色やほぼ真っ黒な方は美容皮膚科でレーザー治療を受けることも検討するとデリケートゾーンの黒ずみをできるだけ早く確実に健康的な肌色に戻すことが可能になります。
しかし、デリケートゾーンの黒ずみがそこまでひどくない方(茶色やちょっと黒ずんだ程度)は美容皮膚科で治療を受ける必要性はあまりありません。多少の黒ずみ程度であればデリケートゾーン専用の美白ケアクリームで十分ケアすることが可能です。
色素沈着のレーザー治療費用や保険について
デリケートゾーンが色素沈着してしまいレーザー治療を受ける場合の費用や保険が適用されるのかについてですが、基本的に保険適用はされません。全額実費での治療となります。
全額自己負担ですから多少治療費も高くなります。各美容皮膚科によって価格は異なりますが、レーザー治療1回約8,000円〜12,000円となります。
しっかりと黒ずみケアを実感するためには1回の治療では少ないため、どの美容皮膚科でも4回〜6回程度のレーザー治療をおすすめしています。
4回〜6回のレーザー治療価格は約40,000円〜80,000円となります。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは美容に詳しく無い方でも一度は聞いたことがあるかとおもいます。市販のドラッグストアなどでもピーリング配合ジェルのニキビケア商品などが売られていますよね。
ケミカルピーリングはピーリングの濃度が濃いため、市販で購入できるケアアイテムよりもしっかりと効能を実感できる治療方法です。
ケミカルピーリングは肌表面の古い角質を除去することによりお肌が新しく生まれ変わるサイクル「ターンオーバー」を整えて黒ずみを改善していく治療方法となります。
- 複数回治療することで黒ずみケアを実感できる
- 劇的な変化は感じられない
- ガサつきやボツボツなどを改善できる
デリケートゾーンの黒ずみが少し気になってきた・・ガサつきも少し気になるという黒ずみ初期段階の人は一度受けてみる価値のある治療方法です。その後は自宅で美白クリームを使用してケアするのがおすすめです。
黒ずみが悪化して「見た目が真っ黒」な方は、ケミカルピーリングよりもレーザー治療がおすすめです。
ケミカルピーリングの費用や保険について
ケミカルピーリングは保険が適用されない治療方法となります。あくまでも「美」を目的とした治療なので整形などと同じ扱いになり保険が適用されません。
保険が使えないので費用も高くなります。
各美容皮膚科によって価格は異なりますが、1回約20,000円〜30,000円程度費用がかかります。またケミカルピーリングの場合には複数回治療を受けることで効果を実感できるため約3回〜6回程度の治療をすすめられることが多くなっています。
3回〜6回治療を受けた場合には、約60,000円〜180,000円の費用がかかります。
ハイドロキノン・レチノイン酸(塗り薬)
美容皮膚科で比較的安く簡単に自宅でケアできる方法として、ハイドロキノン・レチノイン酸という成分を配合しているクリームやジェルを使う方法となります。
ハイドロキノンやレチノイン酸はメラニンを抑える働きをしたり、皮膚のターンオーバーを強制的に施したりするため美白効果の高い成分として美容業界では当たり前に使用されている塗り薬ですが、副作用やリスクもあります。
- 市販品よりも美白ケアを実感できる
- 使い方を間違えると逆効果
- 即効性のある劇的な変化はない
- 肌に合わないと使えない
ハイドロキノンやレチノイン酸は市販品よりも効果は高いものの、成分の刺激が強いためお肌に合わないと肌荒れを起こしてしまったり、斑点のようにまだらに肌の色がハゲてしまう可能性もあります。
この薬は自己判断で使用せず、医師の指示に従って正しく使う必要のある薬です。
ハイドロキノン・レチノイン酸の費用と保険について
ハイドロキノン・レチノイン酸を処方してもらう場合は基本的に保険適用にはなりません。全額実費なので診察料と塗り薬代は全額実費となります。
各病院によって異なりますが、診察料と薬代を合わせて2,500円〜8,000円程度となります。
ハイドロキノンやレチノイン酸を使うのに少し不安や抵抗がある方は、市販の美白ケアクリームを使うことをおすすめします。ハイドロキノンやレチノイン酸よりもお肌に優しい「トラネキサム酸」という美白成分が配合されているので、お肌に優しく黒ずみ美白ケアを自宅で行うことが可能です。
デリケートゾーンの黒ずみ(色素沈着)を美容外科で治療する
美容皮膚科ではなく、美容外科でデリケートゾーンの色素沈着(黒ずみ)治療を受ける場合にはメスを使用した手術が一般的となります。
そもそもデリケートゾーンの黒ずみは下着に圧迫されたり擦れたりして刺激が与えられることによりメラニンが生成されて沈着することにより黒ずみが発生します。
そのため美容外科ではそもそもデリケートゾーンが下着に圧迫されたり擦れたりしないように、小陰唇(しょういんしん)というあのビラビラの部分や、大陰唇(だいいんしん)という股にあるふっくらとした部分を切開して縮小することにより黒ずみが発生しないように手術していきます。
小陰唇(しょういんしん)/大陰唇(だいいんしん)縮小手術
デリケートゾーンから余分にはみ出したビラビラ(小陰唇)をメスで切開し、下着にこすれないように綺麗に方とを整えることで黒ずみを予防していきます。
大陰唇についても膨らみすぎて下着にこすれてしまう部分を縮小して下着に擦れたり圧迫されないように小さくする手術になります。
この手術は保険が適用されないため、全額実費となります。
手術費用は約20,0000円〜30,0000円程度かかってしまいます。この手術方法は、デリケートゾーンの黒ずみというよりも形に悩んでいる人が受けるべき手術方法だと言った意味合いが大きいです。
産婦人科と皮膚科では黒ずみ治療はできない
産婦人科や一般的な皮膚科でデリケートゾーンの黒ずみを治療しようと思う方も多いのですが、基本的に産婦人科や一般的な皮膚科ではデリケートゾーンの黒ずみ治療に適用している病院はごく少数もしくはほぼ皆無です。
近隣の産婦人科や皮膚科でデリケートゾーンの治療を受けようと考えている場合はその病院のホームページで治療内容を確認したり、電話でデリケートゾーンの黒ずみ診察を行っているのか確認してみることをおすすめします。
デリケートゾーンの黒ずみ治療は基本的に「美容皮膚科」もしくは「美容外科」となります。
黒ずみは自宅でのケアも重要
「え!?なにこれ・・黒くて汚い」と思ったら自宅でのケアも始めましょう。
デリケートゾーンの黒ずみは治療を受けたとしても自宅でしっかりとケアを行っていなければまた黒ずみが発生してしまいます。デリケートゾーンを美しく潤いのある状態に保つには自宅でのケアがとても重要です。その中でも特に重要なのが「保湿」。
ワセリンなどを使って保湿するのもおすすめですが、保湿しながら美白ケアもできる有効成分を配合している「イビサクリーム」を使用すると継続的に美しいデリケートゾーンを保つことが可能になります。