はちみつを利用して黒ずみを解消したり、美肌ケアしたりする「はちみつパック」がちょっとしたブームを迎えていますが、はちみつパックやはちみつを黒ずみが気になる部分の肌に塗ることで黒ずみケアをすることができるのかをまとめました。
はちみつは栄養価が高いことで食にこだわっている人は白砂糖を使わずにはちみつを代用する人もいるほどです。
はちみつを利用した黒ずみ・美肌ケアについて見てみましょう!
目次
はちみつで黒ずみを解消することは難しい?
結論から言ってしまうと、はちみつを黒ずみの気になる部分に塗ることで黒ずみを解消することは難しいということができます。
もちろん、黒ずみ解消に全く効果がないわけではありませんがはちみつを塗るだけですぐに黒ずみを解消することはほぼ不可能だということです。


実はネットの口コミではちみつには黒ずみに効く成分が配合されているから塗れば黒ずみを解消できる!!って自身満々で書かれていますが医学的根拠はないので気休め程度に情報を受け止めた方がいいです。

乳首の黒ずみを解消して美しく潤いとハリのある美肌にしたい方は、湘南美容外科が監修している「ホスピピュア」を使うことをおすすめします!実績ある美容外科監修なので信頼できますし、美白有効成分も配合されているので文句なしです!
はちみつで肌荒れする可能性もある!添加物に注意
はちみつをお肌に塗ることで得られるメリットも後ほどご紹介しますが、実は「はちみつを塗ることで肌荒れ」する可能性があることも知ってください。
天然の無添加はちみつであればまだしも、市販のスーパーに売られているはちみつには保存料などの添加物が含まれている場合がほとんどです。
添加物は基本的にお肌によくありませんし、その添加物にアレルギー反応が出てしまう人もいます。
はちみつ=自然で栄養価が高くて美肌にもいいっていう考えは捨てた方がいいです。
はちみつにアレルギー反応がでる人もいる
はちみつにアレルギー反応が出てしまう人もいるため、安易に誰でもできる黒ずみケア方法だと断言することはできません。この記事を書いている私も、はちみつに若干のアレルギーがあります。
パンケーキにはちみつをかけて食べている時に口の周りや唇がかゆくなってしまう人や、ただれてしまうような経験をしたことがある人がはちみつを脇やデリケートゾーンなどのお肌が柔らかい部分に塗ってしまうと、すぐにかゆみやただれ腫れなどのアレルギー反応が出てしまう可能性が高いです。
もしも黒ずみにはちみつパックをしてみようと思っている方は、一度二の腕の内側部分に1円玉程度の大きさではちみつを塗ってみて赤くなったりかゆくなったりしないかパッチテストを行って見ましょう。
はちみつパックで得られる黒ずみへの効果
はちみつを黒ずみに塗ることがメリットだけではないということを知って欲しいので先にデメリットをご紹介しましたが、黒ずみにはちみつを塗ることのメリットももちろんあります。
どんなメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。
乾燥を防ぎ保湿する働きがある
はちみつは約20%が水分で残りの80%は蜜(ブドウ糖)でできています。はちみつの水分量20%と言うのはわかりやすく言うと小麦粉と同じくらい水分が少ないと言うことです。
はちみつを肌に塗ることで、はちみつが膜の役割をしてくれて肌から水分が蒸発するのを防ぐ働きをして保湿してくれます。簡単に言うと毛穴に蓋をするイメージです。
また、はちみつは空気中の水分を取り込む働きをするので、乾燥した肌を保湿する働きをしてくれるんです。

女性で脇毛をカミソリで剃っている方や抜いている方は脇が乾燥しやすいですし、乳首に関してもブラジャーで擦れて乾燥してカサカサになってしまうこともあります。そういった時に乳液や美容液の代わりに「はちみつパック」を代用するのも効果的です。
ビタミンCが配合されているので黒ずみに多少は働きかける
はちみつにはビタミンCが配合されているので黒ずみ予防に多少は働きかけてくれますが、はちみつのビタミンCは肌の奥には吸収されません。
黒ずみを本格的に解消したい場合には「はちみつパック」よりも「美白クリーム」を使った方が美白作用のある有効成分を配合しているので手っ取り早く確実に黒ずみを解消していくことが可能になります。

殺菌・抗酸化作用がある
はちみつに含まれているグルコースオキシターゼと言う酵素が過酸化水素水と言う物質を作り出すのですが、この過酸化水素水と言う成分には殺菌作用や抗菌作用があります。
また、ポリフェノールも含んでいるので抗酸化作用も期待できます。
殺菌作用や抗菌作用があることから、顔にはちみつパックをするとニキビが治るといった情報や脇にニキビができてそれが原因で黒ずみになってしまうのを防げると言う情報がネットで見受けられますが、これにも医学的根拠はありません。
はちみつには殺菌作用や抗菌作用は確かにあるのですが、ニキビや黒ずみを解消したいのであればそれ専用の薬やケアアイテムを使った方が確実に早くケアすることが可能になります。ネットの情報を信じすぎないようにしましょう。

手作りはちみつパックの作り方
はちみつを使った手作りパックはとても簡単です。
はちみつパックといっても市販で売られている美容パックのように紙を使う必要はありません。
はちみつは約80%が糖分(ブドウ糖)でできているので非常に粘りが強く顔に薄く塗れば垂れてくることはほとんどありません。そのため、黒ずみや乾燥が気になる部分にはちみつを薄く塗って5〜10分程度放置してから最後にしっかりと洗い流すだけでOKです。
下手に自作でマスクなどを作ったりして使うと、繊維で肌に刺激を与えてしまったりする可能性もあるので「はちみつだけ」塗る方法が一番おすすめです。
注意点としては、はちみつを購入する際に保存料や着色料などの添加物が入っていないかしっかり確認しましょう。また、はちみつが乾燥してしまう前に洗い流すようにしましょう。
【まとめ】
はちみつでデリケートゾーンや乳首、脇の黒ずみを解消するのはおすすめできません。単純に美白作用のある成分はほぼ含まれていませんし目で見てわかる効果は得られません。
保湿する目的であれば、はちみつパックも多少は効果を発揮できますが基本的にはちみつは食べ物なので食べて体内に取り入れた方が栄養があるので体にもいいですし、体内から間接的に美肌ケアへと繋がります。
黒ずみは黒ずみ専門で美白効能があると認められている有効成分を配合している黒ずみ美白クリームがおすすめです。