デリケートゾーンの黒ずみをケアする美白アイテムが数多く販売されていますが、イマイチどういったものがいいのか悩みませんか?

デリケートゾーンの肌は刺激に弱く、非常に敏感です。顔用などの美白化粧水や美白クリームを使用すると肌荒れしてしまったり、赤くなってしまったり、かゆみがでてしまうこともあります。
- 美白に効果的な成分
- 効果のある美白クリームの選び方
- 病院で美白はできるの?
- みんなの悩みQ&A
目次
デリケートゾーンの美白クリームに含まれる効果的な成分とは?
デリケートゾーン専用の美白コスメは、体の中で最も繊細で敏感な皮膚にも使えるように、刺激の少ない美白成分で作られています。でも実際に買ってみよう!と思うと「本当に黒ずみに効果のある商品でお肌に優しい成分で作られているのか?」を見分けづらくなっています。
しかし、デリケートゾーンをしっかり美白できる効果的な商品を選ぶポイントは実はとても簡単です!
デリケートゾーンの黒ずみをしっかりと解消したい方は、以下の成分が配合されている商品を選ぶことで肌に優しく黒ずみケアを簡単に行うことができます。また、黒ずみケア商品は化粧水よりもクリームタイプの商品のほうがしっかりと実感することができます。
- ハイドロキノン
- トラネキサム酸
- カモミラエキス
- カンゾウ葉エキス
それぞれ4つの成分を具体的に見てみましょう。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは顔用の美白成分としても最近浸透してきたものです。「顔の漂白剤」と言われることもあるハイドロキノンは、黒ずみの原因であるメラニン色素を抑制し、さらに減少させる効果のある注目の成分です。
濃度を薄めて使用することでデリケートゾーンにも使用される成分ですが、ハイドロキノンの含有量が高い場合、炎症が生じてしまう可能性があるので注意が必要です。
トラネキサム酸
アミノ酸の一種であるトラネキサム酸、別名トランサミンは、メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを改善し、美肌を作る働きを持つ成分です。
もともとは湿疹や蕁麻疹の薬として使用されていましたが、現在では肝斑などの薬として使用されることが増えています。そのため副作用は他の薬に比べても少なく、デリケートゾーンであっても安心して使用することが可能です。
デリケートゾーンの黒ずみを美白ケアしていくために最も需要なことは刺激の少ない有効成分を使用することです。刺激の多い美白成分を使用してしまうと肌荒れを起す可能性があるので、黒ずみ以外の悩みも増えてしまう可能性があります。
トラネキサム酸を配合している美白クリームは皮膚への刺激が少なくデリケートゾーンの美白ケアにとってもおすすめできる成分です。
黒ずみに悩んでいる方はトラネキサム酸を配合していて、口コミや評判でも人気のある「イビサクリーム」を使ってケアすることをおすすめします。
カモミラエキス
別名、カミツレエキスと言われる成分です。ハーブの一種であるカモミールから抽出された成分で、美白や抗炎症作用をもち、メラニンの生成を抑制する働きを持ちます。天然成分を原材料に抽出されたエキスなため、安全性が高く副作用はほとんどないとされています。
カンゾウ葉エキス
カンゾウの葉から抽出されるエキスです。カンゾウの葉は漢方として使用されたり、リコリスという名で甘味料として用いられたりしている成分です。
カンゾウの葉にはコラーゲンを生成する働きがあり、肌のハリ、美白に効果的です。副作用もほとんどないので安心して使用することができます。
デリケートゾーンの美白クリームの選び方
デリケートゾーンの黒ずみに有効な美白成分がわかった所で、黒ずみケアに効果的な美白クリームの選び方について詳しく見ていきましょう。
デリケートゾーン専用の美白クリームと一言で言っても、市販ドラッグストアで売られているものやインターネット通販で販売されている商品は非常に多く、どれを選べばいいのか悩んでしまう方がほとんどです。
黒ずみをケアしたいのだから有効成分の含有量が多いもののほうが早く効くからいいと思う人もいるかもしれませんが、一概に美白有効成分の含有量が多いものがいい商品とは限りません。
デリケートゾーンの美白クリームを選ぶ際は、美白する有効成分の含有量が多いものを基準に選ぶのではなく、美白成分プラスαで選ぶことがとても重要なんです!!
基本はお肌に優しくて美白有効成分を配合しているクリーム
顔の美白でもそうですが、シミやくすみ、黒ずみは、本来肌を守るべきメラニンが異常に発生することで出来てしまうものです。
つまり、もともとはメラニンは体の中で強い刺激を受けた肌を守る働きがあり、本来なら肌のターンオーバーのサイクルとともに薄く張ったメラニンの膜は体外に排出されてなくなっていってしまうものです。
その異常発生したメラニンを薬の力で消してしまうというのは、それだけ強い成分でないと行えるものではありません。つまり、多くの美白成分は過剰に使用することで肌に刺激を与え、肌荒れを起こしてしまうリスクを持っているということです。
人によって肌が刺激に強いか弱いかは異なるため、デリケートゾーンに美白クリームを使用する際はまずはパッチテストなどを行ってみましょう。自分の肌に合う美白有効成分を選ぶことが重要です。
特に敏感肌だという人は副作用が少ないと言われるトラネキサム酸や天然由来の成分が含まれたものの方が安心です。
そのうえで、美白成分だけでなく保湿効果のあるものを選ぶようにしましょう。美白をより進行させるためにも、肌の健康状態を保つためにも保湿は効果的です。
お肌が弱い人(敏感肌・乾燥肌)は美白クリームより化粧水タイプ
お肌が敏感な乾燥肌や敏感肌の人は、クリームタイプで有効成分プラスaのエキスなどが濃厚に配合されている商品よりも、水っぽいタイプのクリームや化粧水のほうが肌への負担が少ないのでお勧めです。
水っぽいタイプや化粧水タイプは有効成分の濃度を薄くしてあることが多く、肌への刺激を最小限に抑えながら黒ずみケアを行うことができます。
デリケートゾーンの美白クリームの注意点
デリケートゾーン専用の美白クリームを選ぶときの注意点としては、肌に異常を感じたらすぐに使用をやめることです。
デリケートゾーンは粘膜で出来ていて、皮膚が非常に薄いため少しでも肌に合わないものが当たった場合、すぐに赤身やかゆみなどのトラブルを起こしてしまいます。
肌に異変を感じた場合はすぐに使用をやめ、塗ってしまったクリームをこすらずに優しく洗い流すようにしましょう。この時に過剰に洗いすぎるとさらに皮膚の状態を悪化させてしまいます。
美白クリームは、最初は少量、小さな範囲から試すように使用し、徐々に気になる黒ずみ全体に塗布して使用するようにしましょう。肌への負担を和らげるのであればデリケートゾーン専用化粧水などを塗布した後に美白クリームを使用するのがおすすめです。
デリケートゾーンの美白は美容外科やクリニックで可能?
デリケートゾーンの色素沈着による黒ずみは、美容外科やクリニックでレーザー治療を行うことが可能です。
顔のシミ治療で使用されるレーザーとは少しことなり、レーザーを照射した部分をまんべんなくホワイトニングすることが可能です。しかし、色素沈着による黒ずみは簡単に健康的なお肌の色に戻すことはできません。
美容外科やクリニックのレーザー治療でも2週間程度に一度、約5回から10回程度施術を行わなければ健康的なお肌の色に戻すことは難しいです。
とにかく早く美しいデリケートゾーンにしたい方は、レーザー治療に通いながらトラネキサム酸を配合している黒ずみ美白クリームを併用することでより早く美白することが可能になります。
レーザー照射中は、パチっとほんの少し痛みを感じますが「激痛」ではなく気楽に我慢できる程度なので心配する必要はありません。また、レーザー治療後に赤みがでる場合がありますが、これも3日程度経過すれば自然と引いてきます。
治療後のデリケートゾーンは普段より敏感になっているため、直射日光にあてたり摩擦で擦れさせたりしないように注意しましょう。乾燥しがちでもありますのでしっかりとした保湿も重要です。
デリケートゾーンの美白をエステで行うことはできるの?と思う女性も多いのですが、エステで黒ずみを解消することはできません。
黒ずみ美白について質問コーナー【Q&A】
美白についてよくある質問をまとめています。
色素沈着は美白できるの?
デリケートゾーンの色素沈着は黒ずみクリームや美容外科・クリニックでもレーザー治療で美白することが可能です。美白というのは色を白くするというわけではなく、通常の健康的な肌(地肌)の色に徐々に改善していくことです。
デリケートゾーンの保湿は重要?
デリケートゾーンの保湿はとても重要となります。デリケートゾーンが乾燥するとパンツやナプキンなどの擦れによるダメージを非常に受けやすくなってしまいます。ダメージを受けやすくなると、当然黒ずみの原因であるメラニンが生成されてしまい黒ずみが悪化してしまいます。また、デリケートゾーンの乾燥は臭いを強くする原因でもあるため、女性が美しいデリケートゾーンを保つには保湿はとても重要です。
石鹸で黒ずみ美白ケアは可能?
市販ドラッグストアでは石鹸でデリケートゾーンを美白するといった商品が数多く見受けられます。そのような石鹸はほとんどがピーリング配合の石鹸で、古い角質を溶かしてターンオーバーを正常にすることで黒ずみ改善を目的としています。しかし、石鹸でデリケートゾーンの黒ずみケアをしてもお肌の色が明るくなることはほとんどありません。
石鹸は表面的な部分にしかアプローチできないため、黒ずみケアをしたい場合はしっかりと黒ずみに有効な成分を配合したクリームを使用することをおすすめします。